大学の合格通知を受け取り、ホッと一息ついたのも束の間。次に頭を悩ませるのは「入学式に親も行くべきか」という問題ではないでしょうか。「もう大学生なのだから、親がついていくのは過保護だと思われるのでは?」「でも、一生に一度の門出をこの目で見届けたい」……。そんな葛藤を抱えているのは、あなただけではありません。
かつてとは異なり、現代の大学入学式における保護者の関わり方は多様化しています。本記事では、客観的なデータに基づいた親の参加率や、参加・不参加それぞれのメリット、そして後悔しないための判断基準を詳しく解説します。この記事を読めば、あなたの不安が解消され、自信を持って当日を迎えられるようになるはずです。
【データで見る】大学入学式の親の参加率と近年の傾向
「大学の入学式に親が行くのは珍しいこと」というのは、今は昔の話です。まずは、現在の保護者がどのような選択をしているのか、客観的なデータを見てみましょう。
全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)が実施した調査によると、入学式における保護者の参加状況は以下の通りです。
全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)の約2万人を対象とする「2023年度保護者に聞く新入生調査」によると入学式に参加する親は56.8%で半数以上の親が入学式に参加すると回答しています。
出典:宿題代行Yattoku
このように、現在では半数以上の親が入学式に参加しており、決して「少数派」や「過保護」と切り捨てられるような状況ではありません。
また、同調査の経年変化を見ると、コロナ禍以前の2019年には75.9%という高い参加率を記録していました。感染症の影響で一時的に激減したものの、現在は再び上昇傾向にあります。大学側もこうしたニーズを汲み取り、保護者席を十分に確保したり、式典の様子を別会場でライブ中継したりするなど、保護者の来校を前提とした運営を行うケースが増えています。
親が参加する・しない?それぞれのメリットと注意点
参加するかどうかを判断する上で、それぞれの選択がどのような影響をもたらすのかを整理しておくことが大切です。
親が参加するメリット
- 記念写真の撮影ができる:一生に一度の晴れ姿を写真に収める際、誰かに頼むことなく親子で撮影が可能です。
- 大学の雰囲気を直接知ることができる:子どもがこれから4年間過ごす環境や、学長の話を直接聞くことで、親としての安心感に繋がります。
- 土地勘のない場所でのサポート:特に地方から都市部の大学へ進学する場合、慣れない土地での移動や手続きにおいて、親の存在が心強い支えになることがあります。
親が同行しなかったら、逆に周りは親と来てる子が多くて寂しかった; 写真を撮ってくれる人が居て嬉しかった; 土地勘がないので心強かった. などの意見もあり。
出典:Ameblo
親が行かないメリット
- 子どもの自立を促す:大学生活の第一歩を自分一人の力で踏み出させることで、自立心を育むきっかけになります。
- 子どもが気兼ねなく過ごせる:親の目を気にせず、式典直後から新しい友人と交流する時間を持ちやすくなります。
なお、「親が一緒だと友達ができにくいのでは?」という懸念を持つ方も多いですが、実際には入学式当日の同行がその後の友人関係に致命的な影響を与えることは稀です。友達作りの本番は、その後のオリエンテーションやサークル勧誘の時期であることが一般的だからです。
後悔しないために。参加・不参加を決める3つのチェックポイント
最終的な判断を下すために、以下の3つのポイントを確認してみましょう。
1. お子さん本人の意向を確認する
最も重要なのは、主役であるお子さんがどう感じているかです。「来てほしい」と思っているのか、「一人で行きたい」のか、あるいは「どちらでもいい」のか。まずは率直に尋ねてみてください。その際、「私は行きたいと思っているけれど、あなたはどう?」と、自分の気持ちを伝えた上で意見を聞くと、お子さんも本音を話しやすくなります。
2. 大学側の受け入れ体制を確認する
大学によっては、会場の収容人数の都合で「保護者は1名まで」あるいは「保護者の入場不可(別室での中継のみ)」と制限を設けている場合があります。せっかく足を運んでも会場に入れないという事態を避けるため、事前に大学から届く案内や公式サイトを必ずチェックしましょう。
3. 世間体ではなく「自分たちの納得感」を優先する
SNSなどでは「大学まで親が来るなんて」という声が散見されることもありますが、それはあくまで一部の意見に過ぎません。
こちらの投稿には「人それぞれ」「おかしいことではない」という意見が多数見られました。
出典:TRILL
大切なのは、あなたとお子さんが納得できる形を選ぶことです。
参加する場合の準備|服装マナーと当日の過ごし方
参加を決めた場合、次に気になるのが「何を着ていけばいいのか」という点でしょう。
大学の入学式において、保護者の服装は「落ち着いた印象のスーツやセットアップ」が定番です。
- 色:ネイビー、グレー、ベージュ、ブラックなどが主流です。
- スタイル:パンツスーツ、スカートスーツ、あるいは上品なワンピースにジャケットを羽織るスタイルが一般的です。
- 注意点:主役はあくまで学生です。過度に華美なアクセサリーや、カジュアルすぎる服装は避け、式典にふさわしい清潔感のある装いを心がけましょう。
また、当日は保護者向けのガイダンスや「保護者会」が開催されることもあります。大学生活における学費やサポート体制についての説明がある場合も多いため、スケジュールを事前に確認しておくとスムーズです。
親が入学式に行かない方がいいという明確な理由はないです。……ただ、親が入学式に絶対に行った方がいいという明確な理由もないので結局は個人の感情や気分で決めてしまっていいと思います。
出典:宿題代行Yattoku
形にとらわれず、最高の「門出」を祝うために
大学の入学式に親が行くか行かないか。その答えに「正解」はありません。
もし参加するなら、お子さんの成長を誇らしく思いながら、その姿をしっかりと目に焼き付けてください。もし行かないという選択をするなら、家を出発するお子さんの背中を、信頼を込めて送り出してあげてください。
どちらの選択をしたとしても、お子さんの新しい門出を祝うあなたの温かい気持ちは、必ず伝わります。形にとらわれすぎず、あなたとお子さんにとって最善の形で、この素晴らしい節目を大切に過ごしてください。
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