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5月の旬の果物ガイド|いちごの次はこれ!「走り・盛り・名残」で初夏の味を逃さず味わう

「スーパーの店頭にメロンやスイカが並び始めると、いよいよ初夏が来たなとワクワクしますよね。でも、ちょっと待ってください。5月の果物は『いつ買うか』で美味しさが劇的に変わるんです。いちごが終わりかけ、次に何を買えば家族が喜んでくれるのか迷っている方も多いのではないでしょうか。今日は、失敗しない選び方のコツをこっそりお教えしますね」

5月は、春の名残と夏の走りが交差する、一年でも特に果物のバリエーションが豊かな月です。この時期の果物をより深く楽しむためには、日本古来の「旬」の考え方を知ることが近道になります。

旬にはさらに「走り(はしり)」「盛り(さかり)」「名残(なごり)」の三つの時期があります。5月に出回るフルーツを味わい尽くすヒントをお届けします。

出典:マイナビ農業

この記事では、私の視点から、5月に「盛り」を迎える主役級フルーツから、季節を先取りする「走り」の品目まで、その魅力と失敗しない選び方を詳しく解説します。

【盛り】5月のギフト&ご褒美の主役!メロンとマンゴーの選び方

5月上旬のゴールデンウィークや母の日に向けて、市場で最も存在感を放つのがメロンとマンゴーです。これらは贈答用としての需要が高まる時期ですが、実は家庭で楽しむ「ご褒美フルーツ」としても、5月は非常に味が安定しています。

メロンの選び方と「追熟」の魔法

5月に出回る代表的な品種には、青肉系の「アンデスメロン」や赤肉系の「クインシーメロン」があります。メロンを選ぶ際は、網目が細かく均一で、手に持ったときにずっしりと重みを感じる個体を選んでください。

メロンは収穫後、常温で置くことで甘みと香りが引き出される「追熟」が必要な果物です。食べる2〜3時間前に冷蔵庫で冷やすのが、最も美味しくいただく秘訣です。また、メロンにはカリウムやGABA(ギャバ)が含まれており、初夏のむくみ対策やリラックス効果も期待できる、体にも嬉しい果物なのです。

【盛り】今が最短の旬!「びわ」は追熟しないからこそ鮮度が命

5月中旬から下旬にかけて、オレンジ色の可愛らしい姿を見せるのが「びわ」です。長崎県産の「茂木」から始まり、千葉県産の「房州びわ」へと産地リレーが行われるこの時期は、まさにびわの黄金期と言えます。

びわを楽しむ上で、絶対に覚えておいていただきたい重要なポイントがあります。それは、「びわは追熟しない」ということです。

びわの場合は、追熟させることがない(追熟しない)果物なので、収穫時(購入時)が1番美味しく、それ以降は鮮度が落ちていく一方です。

出典:ふるなび公式ブログ ふるさと納税DISCOVERY

失敗しないびわの選び方

メロンとは異なり、びわは「買ってから置いておく」メリットがありません。店頭で選ぶ際は、以下の3点に注目してください。

  • 産毛(うぶげ)が残っているか:鮮度が落ちると産毛が消えてしまいます。
  • 皮にハリがあるか:シワがあるものは鮮度が落ちています。
  • 色が均一なオレンジ色か:左右対称で丸みがあるものが、栄養が偏りなく行き渡った証拠です。

【走り】初夏のきざしを楽しむ、さくらんぼとブルーベリー

5月下旬になると、いよいよ「走り」の果物として、さくらんぼやブルーベリーが登場します。これらは季節を先取りする高揚感を与えてくれる、初夏の使者です。

さくらんぼの品種リレー

5月に出回るさくらんぼは、主にハウス栽培の「佐藤錦」や、早生品種の「紅さやか」です。ハウス物は非常に高価ですが、5月下旬から徐々に露地物へと切り替わり、家庭でも手に取りやすい価格になってきます。子供と一緒に一粒ずつ味わう時間は、素晴らしい体験になります。

ブルーベリーの新鮮な証

ブルーベリーは、果皮に「ブルーム」と呼ばれる白い粉がついているものが新鮮です。この粉は果実自らが乾燥を防ぐために出す天然の成分ですので、安心して選んでください。

【名残】実は5月が本来の旬?「名残のいちご」の楽しみ方

冬のイメージが強いいちごですが、実は俳句の世界では「初夏」の季語であることをご存知でしょうか。

いちごはハウス栽培のものもあり、12月頃から出回っていますが、本来は5月に旬を迎える果物です。俳句でも、いちごは初夏の季語として使われています。

出典:シュフー

5月のいちごは、冬の時期に比べて酸味が少し強くなる傾向がありますが、その分、香りが非常に豊かになります。そのまま食べるのはもちろん、価格が手頃になるこの時期は、ジャムやコンポートにする「名残の楽しみ方」がおすすめです。キッチンいっぱいに広がるいちごの香りは、春を締めくくる最高のご馳走になりますよ。

まとめ:5月の果物で、食卓に初夏の風を呼び込もう

5月の果物選びは、「走り・盛り・名残」を意識するだけで、驚くほど失敗がなくなります。

  • メロン・マンゴーは、自分へのご褒美やギフトに。
  • びわは、産毛のある新鮮なものを買ってすぐに。
  • さくらんぼ・ブルーベリーで、初夏の訪れを先取り。
  • いちごは、ジャム作りで季節の終わりを惜しむ。

今が一番美味しい「盛り」のびわやメロンを、ぜひ今日のデザートに選んでみてください。季節を先取りして食卓に取り入れることは、家族の心も体も元気にしてくれますよ。


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